ブレーキパット交換 ディスクローター交換
今日は皆様が一度は交換した事がある
ブレーキパッドの交換内容、工具などを
ご紹介したいと思います。
多くの国産車に使われている一般的な
フローティングキャリパー(浮動式、方押しキャリパーとも呼ばれる)
のをご紹介します。
使う工具、用品は
ブレーキグリス
ディスクブレーキスプレッダーです
では、ここから交換していきます
キャリパー本体下のボルトを
外します
通常、上下二つのスライドピンボルトで
キャリパーベースに固定されており、
両スライドピンによってキャリパー本体が
ブレーキパッドの減りに合わせて左右に可動し、ディスクローター両面にパッドを均等に押しつける仕組みになってます
キャリパー本体を外すと
内側からピストンが飛び出しているのですが
このピストンがブレーキパッドを
ディスクローターに圧着させて
摩擦抵抗で車を制動します
ピストンを押し入れる
この時先程のブレーキスプレッターを
使うのですがその前に
ボンネットの中のブレーキオイルの量をチェックしてください
リザーバータンクのMAXラインまで
入ってるとピストンを元の位置まで押し込む
と油圧式の為MAXラインを
超えて溢れてくるおそれがあるからです
MAXまで入ってる場合は
予め少し減らしてください
ブレーキオイルは
塗装を侵食し剥離させる作用が強い
ので気をつけて下さい
それからキャリパーから
古いパッドを外します
古いパッドと新しいパッドの厚みが
一目瞭然ですよね
新しいパッドにグリスを塗ります
これで新しいパッドを包み込むように
キャリパー本体を被せて、
スライドピンボルトを
35~40N.mで固定します
作業完了!!
おっとっとっ!最後に大事なこと
フットブレーキをポンピング!
運転席のフットブレーキを何度も踏んで
隙間が空いているブレーキパッドが
ローターに当たるまでポンピングします
最初はスカスカですが、
グッと重たくなるとOKです
これで完了!
最近自分でパッド交換をされる方も
増えています
作業工程が抜けていて、
きずかず走行し異変にきずき飛び込みで
こられるかたもおられますが
一つ間違うと大きな事故になりかねません
興味本位での整備はオススメできません
当店では
なんでもお車のことなら
ご相談に乗りますので
お気軽にお越しください